転勤族の私の家庭は、賃貸物件を転々としてきました。おちついたご近所同士の付き合いを経験したことがありません。

賃貸物件に住む際のご近所付き合いについて
賃貸物件に住む際のご近所付き合いについて

全国の賃貸物件を転々とする生活でした

私の実家は転勤族でした。幼いころから全国を転々と移動するので、住まいは賃貸でした。落ち着いたと思ったらすぐに次の赴任先に転勤の繰り返しです。私は小学生のころから転校を繰り返していて、友達ができてもすぐ別れてしまい、寂しく感じていました。母もその土地に慣れ、ご近所と顔見知りになって、付き合いもさあ、これからというときに引っ越しになるので、まともに町内会活動もさんかできなかったのではないでしょうか。

私が中学に入りだしてから、父が単身赴任となり、やっと腰が落ち着いた生活を送れるようになりました。長年の移動の生活が身に染みているせいか、お金は十分にあったのですが、持ち家を持たず、賃貸物件に住んでいました。もうこのころには、一つの場所に移住するよりも、何かあったときにすぐに動ける賃貸に魅力を感じていたのです。私の家の物件も賃貸で、入れ替わりが多い地域だったので、ご近所さんもどんどん変わっていきました。「今度はどんな人が隣に来るのか」と期待したり、「あそこの部屋、引っ越しがあっていたね」と話題にしたりと、激しく入れ替わる住人たちに、面白ささえ感じていました。私たち家族は、落ち着いたご近所同士の付き合いというものに、どうも縁がないようです。

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